片貝木綿のデニム着物!
カジュアル着物の代表、デニム着物。
洋服地から作られたデニム着物は数あれど、着物専用に織られたデニムは希少です。
片貝木綿の老舗織元が、着物ならではの着心地を考えて織ったこだわりのデニム。
ジーンズのような硬さやゴツさとは無縁の、しなやかで柔らかく、軽い着心地が魅力のデニム着物です。
しなやかで軽い着心地
もともと労働着として登場したジーンズは、厚く頑丈な生地です。
しかし着物にその重さは、着心地の悪さにつながるクセモノ・・・
「軽く、しなやかに、しかし頑丈さは残す。」
試行錯誤をくりかえし、それらの難題をクリアして完成したのがこの「片貝木綿あやおり」です。
柔らかく、シワになっても元に戻りやすいので気軽に扱えます。
片貝木綿の織元“紺仁”
江戸時代中期の宝暦元(1751)年に、今の新潟県小千谷市片貝で、初代 松井仁助氏が藍染めを始めたのが「紺仁染色工房」の始まりです。
歴史ある工房が片貝木綿の製作を始めたのは、昭和20年代のこと。
紺屋としての仕事ぶりを買われ、柳宗悦の提唱した民衆工芸運動の一環として彼の指導の下、片貝木綿という紺仁独自の織物を完成させました。
それは観賞用の美ではなく、日常生活にとけこんだ「用に即した美」という考え方を背負って生まれてきました。
太さの違う糸が生み出す凹凸
太さの異なる3種類の経糸を使用しているため、生地に表情がある片貝木綿。
特にこの「片貝木綿あやおり」は、緯糸にも太さの違うネップ糸を使用しています。
糸の太さに強弱があるため、紬のような風合いを演出しています。
また、見た目の良さだけでなく、もちろん機能性も◎。
表面に凹凸ができるため空気をはらみ、冬は暖かいだけでなく、さらりとした着心地も続きます。
この「片貝木綿あやおり」は、通常の片貝木綿よりも多くの糸を使い、打ち込みを密に織り上げているため、しなやかさとハリを兼ね備えた生地になっています。
着物のハードルを下げてくれる、普段着の着物
デニム着物はジーンズ同様、気取らない普段着の着物。
街歩きに、カフェに、居酒屋など、気軽にお召しいただけます。
また滑らず着付けがしやすいので、着物初心者さんの強い味方です。
おめかしにもカジュアルにも
帯揚げ・帯締め・名古屋帯などを合わせて、ワンピースのようなおめかしスタイルも。
または半幅帯や兵児帯だけ合わせて、デニムにTシャツのようなリラックスしたカジュアルスタイルに。
幅広いシーンにお楽しみ頂けます。
3シーズン活躍!
一般的に、木綿の着物は裏を付けない単衣で仕立て、衣替えルールとも無縁です。
中や外に着るものを調整して、体感気温に応じて、お好きなシーズンにお召しください。
季節の変わり目を含む、長いシーズンに活躍する着物です。
印象的な深いグリーン
青みがかった深いグリーンが印象的なデニムは、定番では飽き足らない方におすすめ。
デニムと言われないと分からないカラーは、クールにエレガントに幅広い着こなしが楽しめそうです。
ヘリンボーン柄が織り出された凝った一着は、スタイリッシュな雰囲気。
ステッチを見せない仕立てであれば、紬のようにも見える綺麗目コーデに。
ジーンズのようなステッチを見せるミシン仕立てで、デニムらしいカジュアルさをプラスするのも素敵です。
コーディネート:(商品に含まれません)
梅屋×博多織4way兵児帯【レオパードスター】ブラック×シルバー、帯揚げ【クレイジードット】ピーコックブルー、帯締め(二分/三分紐)、kimito 帯留め【七宝焼き】、ルイエロー
刺繍半襟【アルファベット】グレー、リバティプリント鼻緒の草履【エナメル 鉄紺】チェッカードローズ(M)
お手入れも簡単!
汚れても、雨に濡れても、匂いがついても安心!
ご自宅でのお洗濯が可能です。
雨の日でも、焼き鳥屋さんでも!
着物の敷居を下げ、お出かけの行動範囲を広げてくれる着物です。
素材:綿100%
サイズ:幅約39cm 長さ12.5m
※生地の表面に付着した黒茶色の粒は綿花の皮ですので、天然繊維の特性または証拠としてご理解ください。
※木綿は水に通すと縮む性質があります。ご自分でお仕立てをされる際には「湯通し」をしてからのお仕立てをおすすめします。
※詳しいお手入れ方法はこちらのページをご覧下さい。
お仕立てご希望の方はこちら
本商品は反物のみです。
お仕立て方法は2つあります。下のバナーをクリックしてご注文ください。
縫い目を出さない手縫い仕立ては
こちら。
ジーンズのようなステッチを入れるミシン仕立ては
こちら。
送料無料です。(沖縄・離島を除く)